みなさん、こんにちは。
この記事を読んで下さっている方の中で、ご夫婦で一回もケンカをしたことがない方は、今日はあまりピンとこないかもしれません。
おそらく、多くの家庭が、今まで違った環境で生まれ育ってきた人と、一緒に生活しているわけですから、夫婦喧嘩は避けて通れないこともあります。ただし、ケンカの原因は様々。
不倫や、犯罪、虐待等は論外ですが、相手を傷つけてしまったり、些細なことが原因でケンカになることもあると思います。
以前の記事(コチラ)で夫婦喧嘩については書いたこともありますが、今日はまたそれとは違う、育児中「これだけは言ってはいけない」言葉を紹介したいと思います。
この記事では、私自身を含め、先輩パパ達が”つい””うっかり”言ってしまった失敗から学んだ育児中「言っちゃいけない」言葉をご紹介します。
夫婦喧嘩をしてしまった方、今まさに最中の方が、ここを覗きに来ているのかもしれません。
ケンカしている最中は、お互いがヒートアップしてしまって、冷静になりにくいのですが、落ち着いてみると、
「なんで妻はこんなに怒ってるんだ?」
「俺の何がいけなかった?」
と振り返ることもありますし、逆に妻が怒っている理由が一切分からず困る事もありますよね。
そこで、今回は育児中、自分が言った言葉が、もしかしたら妻の地雷を踏んでいたかもしれないことを一緒に振り返りたいと思います。
この地雷になった言葉(3選)を知っているだけで、仲直りの糸口が見つかるかもしれませんし、同じ失敗を繰り返さないようになるので、夫婦関係、家の雰囲気も快方していくことになります。
育児中、妻に言っちゃいけない言葉
My select 3選 (2020年3月現在)
①「今日、全然夜泣きしてなかったね?」
②「え、何でやってないの?」
③「手伝おうか?」
①「今日、全然夜泣きしてなかったね?」
夜泣きに困っている家庭もあると思いますが、こうした経験ありませんか?
「おはよう! 今日はは全然夜泣きしてなかったんじゃない?」
と、ポロっと言ってしまったこと。
途端に、妻の表情や目つきが鋭くなった経験…僕は幾度もあります。
これは男性側の立場で書いているので、言い訳がましく聞こえるかもしれませんが、夫側は妻を労おうと思って言ってると思うんです…
「今日、そんなに泣いてなかった気がする。それでよく寝れたんじゃない?」的な意味合いで。
が…
これ、妻側からしたら、
「は?」
「何言ってるの?」
状態です。
大なり小なり泣いてたんだけど!!
ただあなたが起きなかっただけでしょ!?
と言われて終わりです。
母親と言うのは、子どもが小さく「うぇっ」とでも言ったなら自然と目が覚めるそうです。
一方、父親はというと、隣で大きな声で「ぎゃーぎゃー」泣いてても起きないんです。
もしかしたら、昨夜も、あなたが爆睡している真横で、奥さんが一生懸命夜泣きする我が子をあやしてくれていたかもしれません。
父親が思う以上に、こういう母親が多いということを知るだけで、いらぬ地雷を踏まなくなります。
ですので、まだ小さなお子さんがいるご家庭の場合は、決して
「おはよう! 今日はは全然夜泣きしてなかったんじゃない?」
は言わないように!
もし、言ってしまって奥さんの雰囲気がヤバい場合は、
「毎晩、夜泣きに一切気が付かず、ごめんね」
「いつもありがとう。」
を心込めて伝えましょう。
取ってつけたかのように言ったり、言い訳は絶対NGです。
②「え、何でやってないの?」
共働き家庭、専業家庭、様々な形があると思いますが、仕事を終えて疲れて家へ帰ってきた時に、こうした経験ありませんか?
「ただいま!」と言った後、
「え、ご飯は?なんで作ってないの?」
「え、何でこんなに散らかってるの?片づけてないの?」
と、ポロっと言ってしまったこと。
これまた途端に、妻の表情や目つきが鋭くなった経験…僕もあります。
これは男性側の立場で書いていますが、即座に「言ってしまった…」と猛省したくらい、問答無用でNGな発言です。
おそらく共働きならばお互いの時間を合わせながら家事分担等をされているとは思うので、こうした発言は奥さん側が働いている最中は出ないと思うのですが…。
ところが、育休中等で家にいる機会が増えたりすると、ついつい家の事をしてくれていることが
「当たり前」的
になってしまいがちです。
帰宅すると「ご飯が出来ているのが当たり前」、「家がきれいにされているのが当たり前」
だって、いえにいるんだから時間あるでしょ?
…
これ、妻側からしたら、
「は?」
「ふざけんな!」
状態です。
「育児で家にいても、子どもの調子次第で何もできないんだよ!!」
「育児・家事(炊事洗濯含む)も重労働なんだよ!」
と思われて、めっちゃキレられて終わりです。
家にいる≠時間がある
育児中、奥さんが家にいる場合、確かに働いている時に比べると時間があるのかもしれません。
しかし、その分、小さな赤ちゃんを抱えているわけですから、自分の時間があるようで、ないんです。
既にご存知の方、この勘違いを経験された方ならわかるかもしれませんが、この勘違いは本当にケンカを引き起こす要因になりかねないので、頭の片隅に入れておきましょう。
家庭によって事情は様々です。ケースバイケースかもしれませんが、あなたが仕事でクタクタになるまでフル回転している一方で、奥さんが一生懸命、家では家事(炊事・家事・洗濯)をしつつを育児(子供の事)をフル回転してくれています。
こういう考えを持つだけでも、いらぬ地雷を踏まなくなります。
ですので、まだ小さなお子さんがいるご家庭の場合は、帰宅して、クタクタなのは本当に分かります…が、決して、ご飯が出来てないだとか、部屋が片付いてないとか思っても、そこはまず「なんで、やってないの?」は言わないように!
むしろ、最初に「(今日は何かあったんだな…)」、「(疲れてるのかな…?)」と考えましょう。
もし、これだけ書いてても言ってしまって奥さんの雰囲気がヤバい場合は、
「今日、疲れてるんだね?一切気が付かず、ごめんね」
「いつも家に一人でいる間、任せっきりで、すまんね。」
「ありがとう。」
を心込めて伝えましょう。
取ってつけたかのように言ったり、言い訳は絶対NGです。
③「手伝おうか?」
育児といっても、することはたくさんあります。
おむつ替え、お風呂入れ、離乳食の準備、着替え、泣いたときのあやし、寝かしつけ等々
正直、子どもと関わる事全てですので、きりがないと思います。
しかし、朝の出勤前や帰宅後、休日、子どもといる時に、こうした経験ありませんか?
(妻が子供をあやしたり、離乳食をあげている時に)
「何か手伝おうか?」
と、ポロっと言ってしまったこと。
はい、私ですね。
途端に、妻の表情や目つきが鋭くなった経験…ありませんか?
これも男性側の立場で書いていますが、これおそらく夫の側からしたら善意で言ってるのであって
「え?何で不機嫌になるの?(訳分らんし…)」
と頭をかしげるかもしれませんが…
妻側からしたら、
「ありがとう!あなたってやっぱり優しいのね。」
等のキラキラした反応ではなく、
「は?」
「何言ってるの?」
と、問答無用のNG発言です。
この子は、よその子なの?
2人の子でしょ!
と言われて終わりです。
これは、おそらく「男性は外で働き、女性は内を」という古い概念が定着してしまっているのもあるとは思うのですが、共働きの有無に関係なく、育児は二人でしていくもの。
母親は確かに、子どもが幼い時はほとんどと言っていいくらいに、子どもと一緒にいますので、ついつい母親が育児の主にはなっているとは思います。
一方、父親はというと、現在では育休を申請する家庭も増えてきてはいますが、圧倒的にまだまだ仕事で外へ出ていく方が多いですよね。その結果、朝晩か、休日と限られた中で、育児に携わることが多い気がします。
そうなると、「妻が主で夫は助」になりがちかもしれませんが、これが大きな間違い。
子どもは、あなたの子ですよね。だったら、子どもと一緒にいる時間は、共に一緒、平等なんです。
子供は二人の子供です。
つまり、父親にとって育児は手伝うものではなく「やらなきゃいけないもの」なのです。
義務です。
そう考えると「手伝うよ」がいかに他人事だったかに気が付くし、善意から言った言葉のはずが、険悪な雰囲気になっていく理由が見えますね。
いらぬ地雷を踏まなくなります。
ですので、ましてやまだ小さなお子さんがいるご家庭の場合は、決して
「泣いてるよ!何か手伝おうか??」
は絶対に言わないように!
もし、言ってしまったら即座に、
「手伝うじゃなかったね。俺がするよ!ごめんね」
「いつもありがとう。」
を心から伝え、動きましょう。
取ってつけたかのように言ったり、動かない、言い訳は絶対NGです。
まとめ
どうでしたか?
”つい””うっかり”言ってしまった言葉はありましたか?
失敗から学んだ育児中「言っちゃいけない」言葉を紹介しましたが、なぜ急に相手が怒るのか?、その原因は実は自分の何気ない考えからくるものもあります。
特に、育児を相手側に置いて考えてしまうからこそ、出てくる言葉が多いのかもしれません。
何も、相手に気を使い過ぎると今度は緊張しか生まれない家庭になるので、程ほどにですが、冷静な時や頭の片隅で少しでも今回のことをまとめてみてはいかがでしょうか。
僕自身も、まだまだ失敗だらけですから。
育児は二人でするものですよ。
今日もお付き合いいただき、ありがとうございました。