みなさん、こんにちは。
連日の育児、家事、お仕事、本当にお疲れ様です。
私がブログを本格的に始めた時期が時期なだけに、最初の書き出しのほとんどが”新型コロナ”になっているな…と、記事を見直して改めて思いました。
と、同時に、学校が一斉休校、外出自粛要請が発表されていることもあり、家で今まで以上にお子さんと過ごす時間が多くなりましたよね。
結果、育児や家事に携わることが増えたり、今一度夫婦で家事や役割分担を見直すきっかけになった家庭もあれば、一方で違うストレスを抱えてしまった方も少なくないんではないでしょうか?
適度に愚痴や毒は吐き出してますか?
ため込み過ぎてないですか?
とはいえ、愚痴を履いて本音を言った結果、奥さんに「は?」と一瞬にして雰囲気が険悪になったり、大ひんしゅくをかってキレられたこともありませんか?
そこで、今回の記事では、私自身を含め、先輩パパ達が”つい””うっかり”やってしまった失敗から学んだ育児中「やっちゃいけない 返事編」をご紹介します。
初めて育児に関わる方はもちろん、リアルタイムで関わっている方でも、夫婦喧嘩はささいなことから生まれます。
現に、今まさに最中の方が、ここを覗きに来ているのかもしれません。
「なんで妻はこんなに怒ってるんだ?」
「俺の何がいけなかった?」
「俺なりに気を使ってるのに、なんで?」
と振り返ることもありますし、逆に妻が怒っている理由が一切分からず困る事もありますよね。
また、「俺の言い分も分かってくれよ…」、「なんでこっちの気持ち分かってくれないんだ…」と思うこともありますよね。
そこで、今回は育児中、自分がやった行動が、もしかしたら妻の地雷を踏んでいたかもしれないことを一緒に振り返りたいと思います。
この地雷になった行為を知っているだけで、仲直りの糸口が見つかるかもしれませんし、同じ失敗を繰り返さないようになるので、夫婦関係、家の雰囲気も快方していくことになります。
「何でもいいよ」はNG
夫婦共働きにおいて、ご飯の支度も役割分担、当番を決めながらされている家庭も多いと思いますが、それでも奥さんが作ってくれる料理は美味しいし、毎回の食事に出てくる料理が、一日の疲れを吹き飛ばしてくれる…なんてこともあると思います。
しかし、奥さんから、「明日、何食べたい?」と聞かれる回数が増えてきたことありませんか?
即座に、「カレーが食べたい」、「カツが食べたい」、「久しぶりに鍋なんかいいんじゃない?」等と答えて、「分かったわ、ありがとう」とやり取り出来る人は、今回の記事は参考にならないと思います。
と言うのも、多くの人が「何でもいいよ」と答えること、きっとあると思うんですが、途端に妻の雰囲気がおかしくなり始めた経験ありません?
この「何でもいい」が、実はNGなんです。
「何でもいいは、どうでもいい」
きっと、「何でもいい」は夫側からしたら、気を使って、そんな手の込んだものとかいいから、簡単なもので「何でもいいよ」と言っていると思うのですが、奥さんからすると受け止め方がちょっと違います。
おまけに、「少しは考えて!」と怒られた経験ありませんか?
これ、男性側からしたら、「え?何で怒ってるの?」、「気を使って答えたのになんで?」、「じゃぁどう答えれば妻は納得するの?」と答えに窮したことがある夫も多いと思います。
私も経験しましたが、この夫側の想い等はほぼ関係なく、妻からすると
「何でもいいは、どうでもいい」
と受け止められています。
え!?そうなの!?
と思いますよね。
そんなつもりはないし、手の込んだ料理とかでなくていいから、ちゃっちゃと出来るもので良いからさ…
その考えが、ケンカのもとになりかねません。
と言うのも、毎日の献立を考えることって実は、めちゃくちゃ大変なんです。
これはすぐに想像できると思うのでやってみてほしいのですが、
1週間~10日間の献立(朝、夕)を考えて下さい!
…
どうです?
簡単に答えることが出来た方はきっと普段から料理をされていたり一緒にメニューを考えている方かと思いますが、多くの男性が3日間ほどでメニューが詰まってくるのではないでしょうか?
なんとかなんとか答えが出た方は、それでは次に、それと同じこと(メニュー表)をあと2回作ってください!
…
……
………うぉぉぉぉぉ…
と頭をかきむしりたくなりますよね。
実は、妻が夫に献立(メニュー)を聞いてくるのは、こういうことなんですよ。
つまり、数日間ならパッと思いつくこともあるけれど、それが1週間どころか毎日ですから…。
日々の料理に関する悩みで上位にくるのもこの「献立が決まらないこと」です。
悩んでいるからこそ、「何が食べたい?」と相談を持ち掛けているのに、「なんでもいいよ」と答えられたら、そりゃぁイラっとしてしまいます。
おまけに、聞いても答えなかったのに、帰ってきて「今日のご飯なぁに?」「あれ、まだできてないの?」とか言ったら、もう最悪…。
「私はあんたのお母さんじゃないんだよ!」と言われて、色んな意味で崩壊しますよ。
解決策は!?
じゃぁ、どうしたらいい?
そんなときに大切なのは”一緒に考える”、”悩みを共有する”ことです。
「何にしようか?」
「◯◯が食べたい気分だけど、そっちは?」
という具合です。
逆に、今すぐ思い浮かばない時や、家事や子供の相手をしていてすぐに考えれない時は、
『ちょっと待ってて。少し考えたいから、後で(具体的な時間)後に話し合わない?』
と返すのも良いと思います。
“一緒に考える”、”悩みを共有する”を心がけるだけで、言葉一つとっても変化してくると思います。
その小さな積み重ねが本当に大切。
「何食べたい?」という言葉は、相手が悩んでいる証拠。それに対して「何でもいいよ」は突き放してしまう言葉。
もちろん、「ご飯づくりは君の仕事でしょ?」「献立くらいで悩むの?」、「それくらい自分で考えてよ!」等は、論外です!
間違いなく大喧嘩のもとにしかなりません。
相手が「突き放された」、「夫は家族の食事を大切に思っていない」、「私の悩みには向き合ってくれないんだ…」等のマイナスな、ネガティブな気持ちを増幅させたりすることが無いよう、思いやりある返しだけでなく、相手を思うことをなによりも心がけましょう。
また、こんなことばかり書いていると、お前は夫側の気持ちを何もわかっていないな!そんな理想的な夫なんていないぞ!とのツッコミがあるかもしれません。
確かに、夫婦円満は夫側の努力だけで成立しません。
妻側も『今晩、何食べたい?』に対する夫の答えにイラっとする場合、質問自体に問題があったり、漠然とし過ぎていた可能性もあります。
例えば、冷蔵庫の中身にある食材を使いきりたい、広告を見た後でそれらをもとにメニューを考えたい、今週の予定を考えて準備や片付けの負担が少ないメニューを考えたい等、他に考慮したい要素を相手に示すことなく、漠然と質問をしてしまっていた可能性もあるんではないでしょうか。
男と女では考え方や、いくら夫婦であっても察することが無理なのはこの記事でも紹介している通りです。
ですので、妻側も
「冷蔵庫の中身を使い切りたいんだけど、〇〇がの事ってるし、どんな料理が良い?」
「広告一緒に見て、食べたいもの考えよう!」
「今週は朝からドタバタするから、明日の夕食は手軽な食事にしたいんだけど、簡単なものだと何が良い?」
と、自分が悩んでいるポイントを踏まえながら、「具体的に質問することができていたか」を見つめ直してみましょう。
こうすることで、お互いに妙なストレスも減り、少しでも夫婦円満な一歩となります。
答え方だけでなく、問い方も大切です。
まとめ
相手は悩んでいるからこそ「何、食べたい?」と聞いてきます。
それに対して「何でもいい」は、相手の気持ちを共有していない、他人事にしか聞こえません。
相手を気遣っての「何でもいい」も同じです。
まさに「何でもいいは、どうでもいい」としか受け止められません。
反対の立場で考えてみると、きっと腹立ちます。
もちろん、1回1回パーフェクトに答えろというものでもないです。
一番大切なのは、一緒に考える、悩みを共有すること。
相手が何を求めているのかを考える。
一方で妻側も具体的に聞くことも大切ですよ。
今まで、ご飯のメニューを聞かれた後、妻が不機嫌になっていた場合、今一度自分の返事を見直してみましょう。
たった一つ言い方を変えるだけで、きっとこれまでの嫌な雰囲気も変化します。
今日もお付き合いいただき、ありがとうございました。