みんさん、こんにちは。
今日は、昨日更新しました「マスクの作り方」にも関連しますが、連日おさまらない感染者の増加と共に、いつ終わるのか…収束のめどが見えないことで、余計に不安が広がっていますが、「コロナウイルス」は今一度どういったウイルスなのか?潜伏期間は?対策は?を少しだけまとめてみました。
新型コロナウイルス
そもそもコロナウイルスとは?
発熱や上気道症状を引き起こすウイルスです。
そもそも人に感染を起こすものは6種類あるそうです。そのうち、中東呼吸器症候群(MERS)や 重症急性呼吸器症候群(SARS)などの、重症化傾向のある疾患の原因ウイ ルスもここに含まれています。それ以外の4種類のウイルスは、一般の風邪の原因の 10~15%(流行期は 35%)を占めます。
感染経路
新型コロナウイルス感染症がどのように感染するのかについては、現時点(3月4日現在)では、飛沫感染(ひまつかんせん)と接触感染の2つが考えられます。
(1)飛沫感染
感染者のくしゃみや咳による感染。
口から出るつばなどの飛沫と一緒にウイルスが放出され、別の人がそのウイルスを口や鼻から吸い込み感染してしまうことです。
※主な感染場所:学校、劇場、満員電車などの人が多く集まる場所
(2)接触感染
感染者がくしゃみや咳を手で押さえた後、その手で触れた個所を別の人が触って広まる感染。
咳などを抑えたその手で周りの物に触れてウイルスが付き、別の人がその物に触ってウイルスが手に付着し、その手で口や鼻を触って粘膜から感染してしまうことです。
※主な感染場所:電車やバスのつり革、ドアノブ、スイッチなど
これらを見てみると…、つまり、日本中到ることろで感染するリスクがあるってことですね。
むしろ感染リスクのない場所って、家以外どこだ!?
潜伏期間
世界保健機関(WHO)の発表によると、現時点の潜伏期間は1-12.5日(多くは5-6日)とされています。
また、他のコロナウイルスの情報などから、感染者は14日間の健康状態の観察が推奨されています。
12.5の「.5」ってなんやねん!!と多くの人が思ってるはず…。
おまけに、WHOの発表ということにすら、連日不信感を抱いたり、ツッコミまくりな人も出てきてます。
治療方法
今現在、世界中の研究機関が開発を進めているみたいですが、残念ながら有効な抗ウイルス薬等の特異的な治療法はありません。(2020年3月上旬現在)対症療法が行われております。
詳しくは国立感染症研究所の HP「新型コロナウイルス(2019-nCoV)」に 掲載の関連するガイダンスをご参照ください。
対策
一般的な衛生対策として、咳エチケットや手洗い、アルコール消毒等を各自が行ないましょう。
今現在、手など皮膚の消毒を行う場合には、消毒用アルコール(70%)を、物の表面の消毒には次亜塩素酸ナトリウム(0.1%)が有効であることが分かっています。
詳しくは国立感染症研究所の HP「新型コロナウイルス(2019-nCoV)」に 掲載の関連するガイダンスをご参照ください。
コロナウイルスの弱点!?→エンベロープウイルスの弱点
ウイルスはその構造からエンベロープのあるウイルス(エンベロープウイルス)と、エンベロープのないウイルス(ノンエンベロープウイルス)に分けられます。エンベロープウイルスは、アルコール消毒剤によりダメージを受けやすいのに対し、ノンエンベロープウイルスは、アルコール消毒剤が一般的に効きにくい傾向にあります。
コロナウイルスはエンベロープウイルスとされるため、アルコール消毒剤が有効です。
代表的なエンベロープウイルス
- 新型コロナウイルス
- インフルエンザウイルス
- ヘルペスウイルス
- 風疹ウイルス
- B型やC型肝炎ウイルス
- エイズウイルス
まとめ
以上、コロナウイルスについて簡単にまとめてみましたが、いかがだったでしょうか?
思わずまとめながらツッコミを入れてしまいましたが、要するにまだわからない事だらけ…。
不安が不安を呼び込む状況ですが、まずは自己防衛となる
・不要な外出は出来るだけしない ・帰宅後は手洗い、うがいを徹底 |
がなにより大事ですね!
特に小さなお子さんがいらっしゃるご家庭や、仕事を休めず外へ出ざるを得ない場合、帰宅したら手洗い・うがいは徹底したいですね。
アルコール消毒剤がなかなか入手できないですが、次亜塩素酸ナトリウムはここからもまだ買えるので気になる方は覗いてみて下さい。
詳しいことは後日更新します。
今日もお付き合いいただき、ありがとうございました。
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